権蔵温泉
【阿賀町】三川温泉 湯元館
和風の2階建旅館 湯船は一つ 湯口は鯉 |
三川温泉は阿賀野川沿線、旧三川村にある温泉街。 山あいの矮狭な沢地に開いた田んぼに囲まれたところで、そののどかさたるや「里山ってこんなとこを言うんですね」って感嘆符のひとつも打ちたくなるような静けさ。 旅館の前の道を通りすぎるのは、猫の親子と、農家の軽トラのみと。ああ、のどけからまし。 この場所には昔から微温湯が沸いていたらしいすが、昭和初期に掘削して高温泉を湧出させたそうです。なかなか古い温泉です。 ・施設 訪れたのは湯元館。湯元なんだから、源泉を持っているんだろうし、お湯使いもよかろうかと推定しての入浴。 とても手入れがよく、しっかりとした普請のお宿。水準は高めですよ。 訪れた日には、なにやら宴席が開かれるようで、大変ごった返していました(お風呂はすいてましたけどね)。 大人500円。ロッカーの類なし。石鹸シャンプーあり。 ・お湯など 男女別の浴室。 湯船が浴室の真ん中にドンとある方式。湯船は亀甲形で、湯口は鯉という「おめでた系」の演出がなされています。窓が大きくて明るい浴室ですが、眺めはありません。 源泉名 三川温泉組合1号・2号 ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉 源泉温度 46℃ PH不明 無色透明無味無臭。湯の花なし。つるつる感なし。あわつきなし。ほとんど普通のお湯です。 かけ流しで、お湯の新鮮さは感じました。 ・感想 湯だけをみると、ちょっと面白味に欠けるモノはあるかな。(H18.11.3) |
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